ターコイズの歴史
ターコイズとはトルコ石のことをいい、インディアンジュエリーに使用される代表的な石としても知られています。
トルコ石といってもトルコで採れたというわけではなく、イランやペルシャ一帯で採れたものが、シナイ半島からトルコ経由でヨーロッパに持ち込まれたことから、そう呼ばれることになりました。
ターコイズという名前が使われるようになったのは13世紀頃で、「トルコの石」を意味するフランス語が語源だといわれています。
ターコイズの歴史は古く、紀元前5000年のメソポタミアでターコイズのビーズが発見されており、ほぼ同時期の古代エジプトでは、第一王朝の女王のブレスレットに使用されていたことがわかっています。
アステカではターコイズで装飾された葬儀用の面、「デス・マスク(死者の面)」が発見されています。
また、ペルーでは、ペルー産の金とターコイズを組み合わせた、12世紀頃に製作されたとみられる儀式用の剣が発見されています。
ターコイズは経済価値の高い石としてみられ、物々交換でも一番得をするということから、「商売の石」といわれていました。