ターコイズの性質


ターコイズは、硬度が軟らかくて加工しやすい石だということも、世界各地で宝飾品に使用されてきた理由のひとつといえるでしょう。

インディアンジュエリーでも、ターコイズを使用することは多く、特にズニ族が得意とするインレイやニードルポイントなどの技法には細かくカットしたターコイズが使われます。

加工しやすいからこそ、こうした技法が生まれたのでしょう。

ただし、軟らかいが故に、取り扱いには注意が必要となります。
天然のターコイズは割れやすく、また、液体や薬品、熱などにも弱く、変色しやすい性質があります。

そのため、天然のターコイズにアクリル系樹脂を含浸することで、色が濃くなり、強度、光沢を増すことができます。

さらに汚れや薬品などに対しても耐性が増し、変色の心配もなくなります。
宝石店などでみかけるターコイズはこうした加工を施したものがほとんどです。
採掘されたターコイズをカットしただけでまったく加工していないものを「ナチュラル」といいますが、入手が非常に困難で、市場に出回るのは1割ほどだといいます。

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